お陰様でお問い合わせいただき、ご訪問して畳・襖替えのいろいろなご希望やお悩み事を伺う機会が増えました。
築40年経過して畳がささくれだってきた、和風からモダンな和室に替えたい‥等
ご希望を実現させて頂くため、私たちの努力だけではいかんともしがたい時、お客様からの助力・助言をいただき、無事きれいに納められるものなのだと改めて感じる今日この頃です。
私がこの仕事を始めたころは、5年ごといや毎年同じ時期に「たたみ・ふすま替え」をご希望されるお客様が多くいらっしゃいました。その方は、かけだしの私よりも詳しくて「値段ことよりも仕上りが大事だよ」「職人がお客様の家に上がるときにはスリッパを持参するものだ」などご教授を受けたものです。
最近畳替えのサイクルは、長くなり10年~20年目で初めてというお客様が多くいらっしゃいます。
そのお話の中で
「畳・襖はメーカーが製造して畳屋さんは、運搬・敷き込みだけする」
「畳・襖はすべて同じ大きさだからあるものを持ってきて」
「畳・襖の値段の違いは、国産か中国産だけでしょう」
とお考えの方が多いのには、驚くだけではなくこの業界に従事する者として情報発信できていなかったと改めて考えさせらます。
私のできる限り、お客様のもとに足を運び丁寧にお話をさせていただき安心して畳替えをご依頼いただけるよう努力いたします。
1.経糸の種類
畳おもてを織る時に使われる糸の素材。
「綿(混紡白糸)」→「麻」→「麻+綿(混紡白糸)」の順で高品質になります。
縦糸が強ければ多くい草が打ち込め1畳当たりの重さ厚みが増し長持ちします。
2.い草の長さ
畳おもての両端の部分は施工の際切り落としますが、い草が長ければ色も太さも均一なところを使用できます。
3.握ってみる
二つ折りにして握ると違いがはっきりわかります。
やはり、実際に触ってみないと違いが実感できません。
天然いぐさの畳のメリット・デメリットはそれぞれあります。
メリット① 調湿度効果で空気清浄する
メリット② 肌触りがサラサラして気持ち良い
メリット③ イグサの香りで健康になる、成績があがる
メリット④ わびさびの文化を身近にできる
デメリット① イグサ繊維がむけてチクチクする←これは改善できます(当店の上級以上を使う)
デメリット② 色が焼けて茶色になる←5年に1度裏返しして若草色に(当店の上級以上で)
デメリット③ 今風のインテリアに合わない←畳縁:テープのようなもの、を今風のデザインにして改善
天然いぐさの畳のメリット・デメリットはそれぞれあります。
メリット① 調湿度効果で空気清浄する
メリット② 肌触りがサラサラして気持ち良い
メリット③ イグサの香りで健康になる、成績があがる
メリット④ わびさびの文化を身近にできる
デメリット① イグサ繊維がむけてチクチクする←これは改善できます(当店の上級以上を使う)
デメリット② 色が焼けて茶色になる←5年に1度裏返しして若草色に(当店の上級以上で)
デメリット③ 今風のインテリアに合わない←畳縁:テープのようなもの、を今風のデザインにして改善