日野市の畳店 芦沢製疊:あしざわせいじょう のホームページをご覧くださりありがとうございます。
こちらは八王子市にお住いのT様の畳の下の床板の張替え工事の施工写真のご紹介です。
T様は当店のやはりリピーターのお客さんの中のお一人です。
ほぼ5年おきに畳表替え、畳裏返しの繰り返しで畳をこよなく愛してくださっているお客さんです。畳の良いところを存分にお楽しみ頂けていて、ベッドは要らない、畳の上にお布団を敷いて就寝、起床後は決まりよくお布団をたたみ押し入れにしまって寝室以外の目的(例えば居間のようにくつろいだり、趣味の道具を広げて作業したり)でお部屋を使うことができるというシンプルで快適な住まい方をしておられます。
ベッドの上に敷きっぱなしになっているお布団はなかなか不衛生になりがちですが布団をたたんで収納するという行為が布団に含んだ湿気を入れ替えすることにつながりスッキリとした環境作りに繋がります。
畳の下はどうなっているの?普段の生活の中でなかなかチェックする機会はないものです。しかし、生活の中で畳の上を歩くと足元がふわふわ揺れるという現象が出たときには畳自体の劣化、あるいは畳の下の床板の劣化など原因があります。床板の不具合の中でも様々な要因があり今回のT様のケースは床板の素材、経年劣化が影響していることがわかりました。「見積をして欲しい」とのことで、その後「やって欲しい」というご依頼を受けて実行となりました。
お家の中に作業員が出入りすることはお客さんにとったらストレスになることもあるので施工時間、作業人数、音のイメージ(どんな音がどれくらい発生するのか等)を丁寧に細かく具体的にお話させていただきます。
もし床板張替えの経過をご自身の目で確認したいようでしたらお声がけをさせていただき、既存の床板を剥したら下はこのようになっています、ここにこうゆう加工(施工)をして今度はこのような床板に張り替えます、というのを(事前にご説明していますが実際に目で見ると気持ちが前向きになってよろしい時もありますので)ご覧いただきながら進める事もできます。畳の下の更に床板の下って滅多に見る事ができないですからね。愛着あるご自宅の事をもっと知れる良い機会です。もし、「声がけは要らないよ、頼んだよ、」という方にはそのように対応させていただいています。
T様のご感想は、前段階の説明の通りすんなり工事が終わってよかった、日暮れ時には夕食の支度など家事でばたばたするから、そこまでの時間に及ばずに終えられたので気持ち的に楽に出来てよかった、というお話をなさっていました。
たわんでいた床板がパシッと安定したので畳の上を歩くときに安定した足元になったことで精神的にもとても快適になると思います。
T様当店をご利用下さり毎度ありがとうございます。
又のご利用を心よりお待ちしています。
八王子市T様 畳の下の床板張替え中の画像
既存のパーチクルボードを剥してその下の根太補強をし、新しいコンパネを張って畳を戻します。
昔のお家には時々、パーチクルボードが床板として使われていることがあります。素材的にたわみの原因となるケースもあります。
どうしよう、と困った時はお気軽にご相談ください。今回のような床板の張替え工事は頻繁に承っております。畳の快適さと切っても切り離せない床板張替え、京壁塗り替え、壁紙(クロス)張替え、その他ふすま、障子、網戸、果ては外壁塗装までご相談に乗らせていただいています。