日野市の畳店 芦沢製疊:あしざわせいじょう のホームページをご覧くださりありがとうございます。
こちらは日野市内にお住いのM様の畳「裏返し」の施工写真のご紹介です。
畳って裏返しが出来るの?とおっしゃる方も年々増えて参りました。
畳の表面を表裏ひっくり返して再び縁を付けて縫う工法のことを裏返し:うらがえし と言います。
畳の表面材(ござ)は再利用できるってことですか?とお尋ねいただきますが「はい」とお答えすると驚く方も多いです。ではサスティナブルってそのものでしょ?!もっとそのこといった方がいいよ!と仰られて当店もそうですよね!とお答えする場面も増えてきました。
もっとたくさん広めるべきだなと使命感を抱きながらこちらのブログにて書かせて頂いています。
こちらのM様は海外生活の多いので畳は今回裏返すという判断になさいました。畳の表面が茶色からグリーンになりましたが表面のデコボコはそのまま表れてしまいますが生活の拠点などご事情がおありでしたので「色はグリーンになりますが畳床がワラでできていて30年(以上)経過しているので補正の努力は尽くしますが結果的にはボコボコした感触は残ってしまいます」と説明させて頂きご納得なさったので裏返しをさせて頂きました。
家具が置かれていたところや、人の往来が激しいところはござの表裏を返すリユースの性質上「ここに家具があったような跡が見えるよね」という感想をお持ちの方はいらっしゃいます。丁寧な説明をする事を大切にしています。
下に畳裏返しの施工前、施工後の写真をご紹介致しますので、よろしかったらごらんくださいませ。
M様、その節はお世話になりました。ご紹介が遅くなって申し訳ありません。
「いいわよ 芦沢さんもすぐに紹介でないかもしれないような事言ってたでしょ」というお声が聞こえてきます(調子よくてすみません)
裏返しは畳のイグサの良い香りがしないのでイグサのアロマをお楽し頂くようにお渡し致しました。もしいぐさの香りが恋しくなったらぜひまたお声がけくださいませ。お近くですのですぐ参ります。この度は当店をご利用くださりありがとうございます。お礼の気持ちを込めて書かせて頂きます。
日野市にお住いM様畳裏返し施工前、施工後
畳裏返しの施工前→施工後の写真です。
今までお使いの畳の表面(ござ)をリユース(再利用)しますので今まで使っていた跡のようなものが現れる事が予想される時は職人の視線から率直に申し上げます。特に畳床(畳の土台部分)がワラでできているものは職人による補正を行いますがその現象が現れやすいです。それでもこのように表面が茶色からグリーンに変化すると、とても清々しく気持ちも明るくなりますよね。
M様、画像の掲載のご承諾を快くくださりありがとうございます。
またのご利用を心よりお待ちしております。