日野市の畳店 芦沢製疊:あしざわせいじょう のホームページをご覧くださりありがとうございます。
こちらは日野市内にお住いのK様の畳裏返しの施工写真ご紹介です。
K様は当店の事を数年前の産業まつりで見つけて下さりお声がけを頂きました。
その時にお申込みになった畳をこの度裏返しして欲しいというご要望でした。
8年以上お使い下さっていてお孫さんの室内を乗る「くるま」などの影響でところどころ傷みが激しかったので裏返し後にどのような事象が起こるのかを丁寧にお話させて頂きました。せっかく裏返ししてお金がかかったのにすぐダメになってしまうのでは申し訳がないからです。そのような話を聞いていれば裏返しではなく表替えにしたのに…という残念な思いはして頂きたくないのでですねしっかりとお話させて頂いています。
当店の熊本県産畳は厚地の為、ご覧のようにいままでお使いの畳の裏側の緑の面は美しく映えております。
K様、その後いかがお過ごしでしょうか。
近頃は寒さが厳しくなって参りました。日野市を流れる多摩川から吹く風がことさら冷たく感じられる時期となりました。あたたかくしてお過ごし頂きどうぞご自愛くださいませね。
またのご利用お待ちしております。
日野市K様畳裏返しビフォーアフター
畳縁は市松模様のまま、色を変化させてお楽しみ頂きました。発色の良いブルーと上品なシルバーの市松模様は近年とても人気があります。かっこいいですよね~!お部屋が明るくシャープな印象になります。
畳裏返しの施工前、施工後の違いをご覧ください
数年使った畳はタンスの置いた跡の日焼けの様子がよくわかります。熊本県産畳で地が厚い「上級品」「特上品」「特選品」「推奨品」の畳は5年後の「畳裏返し」が出来て、まさにSDGsのテーマに沿った床材となっています。裏面まで使った畳おもては農家さんが畑の地面に敷いたりしてまた再利用されます。近年は「剣術」をする方が、筒状にした畳おもて(ござ)を切るお稽古やイベントのデモンストレーションなどで使いたいという事で畳おもて(ござ)をある意味、再利用する動きもあります。日野市にも天然理心流という新選組にまつわる武術、剣術で、古い畳のござがあったら欲しいということのご連絡を頂いています。
畳は「無駄なく使い切れる」天然素材のいぐさが原料ですので環境にたいへんやさしい住宅資材だと注目を集めています。