日野市の畳店 芦沢製疊:あしざわせいじょう のホームページをご覧くださりありがとうございます。
こちらは、八王子市にお住いのH様の畳と襖の施工納品写真です。
畳は特上をお選びになりました。襖は小ぶりの桜の花柄の中にメッシュのように細かい糸が入った襖紙をお選びになりました。
襖は丈長といって背が高いタイプが入っています。背が高いとお部屋が広々と感じられご家族の中に身長が高い方がいらっしゃった場合は快適にお部屋の行き来ができて好評ですが、一方でデメリットもあり「襖本体が歪みやすい」という特徴があります。
こちらのH様の襖も丈長で歪みが顕著に見受けられたのは「押入」の襖になります。押入は読んで字のごとく物を押し込んでたくさん収納できるのでついつい詰め込んでしまいます。(取りあえず襖が閉まれば崩れ出てこないし…)と思いがちですので襖が耐え切れず本体を歪ませてしまうという事象がH様の押入にも見られ、下見の結果を率直にH様にご報告いたしましたところ「押入は襖本体から作り変えて欲しい」と言われたので押入の2枚は本体ごと新しくなっています。枠(縁)の色が押入だけ違います。
H様ご夫婦はご決断がたいへんクリアで、せっかくきれいにするなら1度にしっかりきれいにして快適に暮らす、という共通したご意見がお二人にありました。特上畳の見本をご覧になりながら当店がしっかりそのご説明をさせて頂き「特上」のメリットと次回は5年後に「畳裏返し」をすることにより快適さが持続可能であることをストレートにご理解頂けました。
ご家族皆さんで気持ちよく畳のお部屋をお使いになられることを心の底より願っています。そして5年後に「芦沢さん、お知らせ頂いた通り裏返しお願いね!」と5年後に笑顔で言って頂けるように日頃より精進したいと思います。
またのご利用を心よりお待ちしております。
八王子市 H様畳施工前→施工後
八王子市H様 特上畳になさいました。畳の表面からチクチクするいぐさカスのようなものが出てきて服や靴下にくっついて嫌な気持ちになっていたので畳屋さんを探していたとうお話でした。一緒に襖も出来る業者さんなら1度に頼めるから日頃お仕事で留守がちでも出来るかな、とお思いになったようです。
八王子市 H様襖張替施工写真
たいへんかわいらしい襖の模様「桜の花柄」が全体に散りばめられています。「糸入り」という襖紙の種類で紙の中に細かな糸が縦横に入っていますので、陰影が美しく温かみがあり、その上丈夫さが増しています。
たいへんお喜び頂きました。