日野市の畳店 芦沢製疊:あしざわせいじょう のホームページをご覧下さりありがとうございますm(__)m❤
今日の画像は、畳おもてに「ある事をしてから」クルクルと巻いて準備しているところの画像です。
こうして見ると、手前と奥の色が違うのがお分かりいただけますでしょうか? そうです!天然いぐさの畳は農産物ですのでランクなどによって色が違います。
イグサの産地やJAS等級などにより色が違う、というと「なるほど」と思いますよね。
どちらのお客様のお宅にお伺いしましても「畳って1枚1枚大きさ違うの?」とか「JASの等級によって差があるなんて知らなかった!」とか色々なご感想をおっしゃられます。ほんと、そう思いますよね~(^.^) と当店従業員も初心に返って感じるものです。
畳の奥は深く、へーっと驚いたり感心する事が多いです。
昔は、庭先で針と糸で手縫いしていたよね畳屋さん! とおっしゃられるお客様も多く、そうですよね~(^.^) と昔を懐かしんだりいたします。 今は「畳の道理」は変わっていませんが、機械化が進んでいたり、またお庭の状況も昔と変わりますし、お住まいの近隣道路やご近所の状況もだいぶ昔と変わってきました。 「畳の道理」とは昔と変わらない道具を使って寸法をあたる所とか、1枚1枚の割り付け方法など同じ考えである、という事です。柱や建具によって割り付けが変わりますし、長方形に見えるお部屋は実は歪んでいる、というのが前提にある畳作製ですので、昔の畳の道理で通るのですが、1点、大きく「道理」が当てはまらない(:_;)という問題も抱え始めています。それは、 畳の厚さ です。フローリングが前提のハウスメーカーさんの設計では「薄い畳」がどんどん出て来ています。先週の下見・お見積りに伺ったお宅に「厚さ1.3センチ!とか、1.5センチの畳」が普通にたくさんありました。うち3件のお客様はハウスメーカーさんに最初、「畳ほしいですか?薄いですけどいいですか?」等、確認されたようです。「薄いとは聞いていたけどこんなに薄いとは?!」と驚かれていた方もおいででした。
それでも、今の畳はキレイにしたいので、さてどうしましょう。。。とお考えになります。
当店では、下見・見積りに伺う時に「見本」を持って伺います。その時に色々な見本を見て、当店の施工例を見てお客様が次の畳にたいするイメージをお作りになります。当店では、そのお客様おイメージを大切にしたいと思います。が、しかし、10年使ってすり切れて、厚さ1センチ~2センチの為にクタクタになった畳(厚さがあればそれほどクタクタしないでしょう)を残念な気持ちでまた10年後に味わって欲しくないという気持ちもたいへん強いです。そこで、少しコストがかかりますが、10年後に今ある畳のようにすりきれて残念な畳にならないようなご提案というのもさせて頂く事もあります。
10年後に残念ではない畳はあります。たとえば当店の「特選」「特上」「上」のラインはイグサのすり切れはないのであめ色に焼けツヤが出ますが残念でクタクタ、、というイメージがありません。
下見・見積りの際にぜひお考え頂きたいのは、年数で割って、月でも割ってみたらいかがでしょうか?そうすれば、1か月の生活費ではないですが「この金額で!」というイメージが出来ると思います。畳替えは大きなイベントですから1度に多くの出費のような気持ちがしますが、住まうという事で考えると快適な空間で過ごすことは大切だと実感しますよね。
今日は、長くなってしまいました(^_^;) お読みくださりありがとうございます。
畳をきれいにしたいな~という方で、腰が上がらない(笑) という方は、一度 お電話下さいませ。042-581-3866です。「見本」を持って下見・見積りに伺います。